日本では東北地方に多く眠る松脂(まつやに)の化石からできたものなんです。松脂(まつやに)の化石には名前がついています。答えは後ほどにして少しお話を。
映画「ジェラシック・パーク」では、この化石の中に閉じ込められている蚊の血液から恐竜のDNAを採取し、ここから恐竜を再生するお話が描かれています。
このネックレスをお子さんたちに見せながら、化石のお話をしました。面白いことに女の子と男の子では興味のあり方が違うんですねえ。男の子は「化石や恐竜、古代への想い」が話題に。そして女の子は一目、ネックレスを見るなり「きれい~~~!」と手に取って自分の首にあててみていました。やはり、いくつ何歳でも女の子なんですねえ。
そして、おわかりになりましたか? この化石の名前がなんだか。
琥珀(こはく)です!
松脂(まつやに)にいろいろな虫や草木が閉じ込められていて、それらの虫や草木の生息していた年代がこれにより、わかります。また、琥珀が多く眠る東北の地はかつて松がたくさん生えていたんですね。